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飲料水貯水槽清掃業

貯水槽の水質を厳しく見守り、衛生管理に努めています

水垢や鉄錆、泥等がたまりやすい貯水槽。昆虫等の死骸が浮いていることも珍しくありません。
そうした不衛生をさけるために、建築物衛生法・水道法に基づいて、年1回以上の内部清掃が義務づけられています。
中部保全は、最新の専用車を使ったハイクオリティな洗浄、厳しい水質のチェック、報告書の作成までトータルにサポートしています。

主に、3階建て以上のマンションの飲料水が自己管理の対象です

水道水を一旦受水槽で受けた後、ポンプで屋上の水槽に送る圧力タンクを用いた受水槽式給水。
これは3階建て以上のマンションによく採用される方式です。
この場合、給水している水道水の衛生面は、マンションなどの建物の設置者または管理者ご自身の責任になっています。

主に決められている管理内容です。

  • 01 年1回以上の定期的な水槽の清掃(通常は、専門業者に委託することになります)
  • 02 水槽の点検と改善
  • 03 水質の管理(色・濁り・味・臭いに異常がないか、残留塩素が基準値以下なのかを確認します)
  • 04 年に1回、厚生大臣指定検査機関の検査を受けます。

貯水槽水道の管理について

貯水槽水道の管理は、施設の設置者が責任を持って管理しなければなりません。
設置者は、次の4点について衛生管理を行ってください。
点検記録や水質検査記録などの管理の記録は、5年間保存しましょう。

- 水槽の清掃 -

水槽の内部を年1回は清掃し、いつも清潔な状態を保つようにしましょう。
清掃は、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(通称:建築物衛生法)」に基づいて知事の登録を受けた専門の業者(建築物飲料水貯水槽清掃業者)を活用することが望ましいです。

水槽の清掃

- 施設の点検と改善 -

有害物や鳥、虫などが水槽に入らないよう、水槽などの点検を定期的に行い、不備な点があれば速やかに改善しましょう。

主な点検内容は、次のとおりです

  • 01 水槽周囲の整理整頓
  • 02 水槽の破損、亀裂の有無
  • 03 マンホールの密閉・施錠
  • 04 オーバーフロー管、通気管の防虫網の設置、破損の有無
  • 05 水槽内部の状態

※岡崎市のパンフレットより引用

※岡崎市のパンフレットより引用

報告書の作成まで責任をもって行います

中部保全は専門業者として、下記のような徹底した安心プロセスで飲料水の安全を守っています。

  • 1.事前打ち合わせ

    1.事前打ち合わせ

    入念な打ち合せを行い、ビルのタイプ、所用時間、費用等に応じて、作業方法を決定していきます。

  • 2.現場調査

    2.現場調査

    作業に完全を期すため、貯水槽本体からその周辺まで、安全面や衛生面を調査します。

  • 3.トラブル防止

    3.トラブル防止

    断水をする場合は、作業時間をなるべく短縮します。その時には、入居者の方への事前通知をお願いしています。

  • 4.作業の実施

    4.作業の実施

    槽内を洗浄し、次亜塩素酸ナトリウム溶液を用いて消毒。
    滅菌状態に仕上げます。

  • 5.水質の検査

    5.水質の検査

    貯水槽を満水にした後、残留塩素の測定と給水栓の末端で水質検査を行います。

  • 6.清掃報告書の作成

    6.清掃報告書の作成

    清掃前後の写真、実施記録である作業報告書を提出して完了。
    この作業報告書は管理責任者の方が、3年間保存が必要なものです。

最新技術がつまった「貯水槽清掃専用車(H.P.C方式)」の洗浄方法

貯水槽清掃には、必要な諸機能をコンパクトにまとめた専用車を使用。
洗浄から消毒まで衛生的かつ効率的に槽清作業を実施しています。

貯水槽清掃専用車(H.P.C方式)
貯水槽清掃専用車(H.P.C方式)

  • 1.排水

    1.排水

    高性能な自給式ポンプ、真空装置を使い、槽内の水を短時間で排水します。

  • 2.洗浄

    2.洗浄

    専用の洗浄剤でブラッシング。その後、高圧水で洗浄し、汚水を真空装置て完全に吸引します。

  • 3.消毒

    3.消毒

    次亜塩素酸ナトリウム溶液の濃度を定量ポンプで調整し、高圧洗浄機によって噴射消毒します。